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<YAMATO Lab.>伊勢丹新宿店ポップアップ 空間プロデュース

大正6年創業のきもの専門店「やまと」様が、日本文化のアップデートと可能性を探求する実験的プロジェクト<YAMATO Lab.(やまとラボ)>。昨年に続き2度目となる、伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージでのポップアップイベントにおいて、全体の空間プロデュース、デザイン・設計、および施工管理を担当させていただきました。

今回のコレクションテーマは、格式高い「黒紋付」から着想を得た「黒、深化。」。 メンズファッションの聖地とも言える洗練された会場において、やまと様が提案するプロダクトの力強さとクラフトマンシップが最も純度の高い状態で引き立つ、モダンでエッジの効いた空間の創出を目指しました。

設計の意図とこだわり: 前回の成功を踏襲しながらも、今回のテーマである「黒」を空間としていかに多角的に表現するか、そして職人の手仕事という「背景」をどう見せるかに徹底的にこだわりました。

  • 「黒」のグラデーションが魅せる陰影: 空間全体に単一の黒を用いるのではなく、マットな黒、光沢のある黒、そして什器に使用した異なる素材感を組み合わせることで、空間に奥深い陰影(グラデーション)を生み出しました。これにより、展示される黒紋付や、ヴィンテージキモノをリメイクした「スカジャンキモノ」の持つテクスチャーがドラマチックに浮かび上がるよう計画しています。
  • 伝統とモダンをつなぐ什器デザイン: きものという伝統的なプロダクトを現代のメンズスタイルに溶け込ませるため、直線的でミニマルな構成の什器を採用。伊勢丹メンズ館の洗練された空気感と調和させつつ、YAMATO Lab.らしいストリート感と高級感が共存する絶妙なバランスを追求しました。

ARCHSでは、期間限定のポップアップイベントという刹那的な空間だからこそ、ブランドの思想が最も濃密に伝わる体験設計を大切にしています。今後もクライアントの想いに深く寄り添い、その価値を最大化するクリエイティブを追求してまいります。

Locarion: Tokyo
Year: 2026.7.25
Area:
Designed by: YAMADA Natsuki
Produced by T.goto